カテゴリー「スポーツ」の2件の記事

My自転車 Giant SEEK R3 ブラックです

6月頃から階段を上るだけで息切れするようになり、まさか『バセドウ病』とは思わずに、「運動不足で心肺機能が低下しているのかな。」と、以前から欲しかったクロスバイクを買う口実を見つけて買ったのが
↓この Giant SEEK R3 ブラック でした。

Dvc20030a

黒にオレンジが鮮やかで、ちょっと気に入っています。

でも、買ってから家の周りを1回乗った直後に『バセドウ病』と診断され、それ以来、運動を控えるようにしていたので、この自転車も物置にしまったままになっていました。

最近は血液検査の値も悪くないし、体調もだいぶ良くなってきていたので、そろそろ乗ろうかなと思っていたところ、
いつも乗っている車(ワゴン車)を法定検査に出すことになって、いつもはディーラーの人に車を取りに来てもらうのですが、今朝は天気が良かったので車に自転車を積んでディーラーへ持ち込んで、ディーラーからは自転車で帰ってくることにしました。

まあ、この時期になると自転車は 2010年モデル が話題になるころで、デビューとしては1シーズン遅れることになってしまいましたが・・・

車だと10分程度のいつも通っている道を自転車に乗って帰ってくると、新しい店ができていたり、遠いと思っていたところが意外と近かったりと、30分くらいの道のりにも新しい発見があって新鮮でした。

これから寒くなるまでに、もう少し遠くまで乗るようにしたいと考えています。

| | コメント (0)

大麻精密検査とは

”スモーレスラー”の大麻疑惑で精密検査でも陽性反応が出たと報じられていますが、大麻の精密検査についてのリンクを集めました。

0.報道
 <大相撲大麻疑惑>精密検査でも陽性反応…露出身2力士 Yahoo!ニュース(毎日新聞) 9月6日13時27分
 大麻使用疑惑で、東京都内の専門検査機関に依頼していた両力士の尿サンプルの精密検査の結果、当初の簡易検査と同じく大麻への陽性反応が出た。
 大嶽親方は「別の検査機関で調べてもらうことも視野に入れている」と語った。今回検査を行った機関は世界反ドーピング機関(WADA)から国内で唯一公認されているドーピング(禁止薬物使用)検査の権威。

 2力士、精密検査でも大麻の陽性反応 日経ネット 9月6日 12:29
 日本相撲協会による抜き打ちの簡易尿検査で大麻に陽性反応を示したロシア出身の幕内露鵬(28)=本名ボラーゾフ・ソスラン・フェーリクソビッチ、大嶽部屋=と、十両白露山(26)=本名ボラーゾフ・バトラズ・フェーリクソビッチ、北の湖部屋=は、民間の検査機関による精密検査でも大麻の陽性反応を示したことが6日、分かった。
 日本相撲協会は4日、2人の尿検体を世界反ドーピング機関(WADA)公認の都内の分析機関に送付し、検査をしていた。同協会の関係者によると、検査機関の三菱化学メディエンスから5日夜、通知された。

1.大麻の成分について
 テトラヒドロカンナビノール (THC) Wikipedia
 カンナビノイド Wikipedia

 
2.検査機関の解説
 三菱化学メディエンス株式会社
  薬毒物検査の受託ご案内と解説
  検査項目解説 大麻・マリファナ検査
  検査項目検索
  ドーピング検査
  主なドーピング検査実績
  WADA(世界反ドーピング機関)公認 ドーピング検査機関リスト (34機関)
  ドーピング検査における国際標準化の最近の動向 植木真琴 「法科学技術」(2005)

 日本薬剤師会
  薬剤師のためのドーピング防止ガイドブック 2008年版
  S8.カンナビノイド (pdf全体:17ページ,本文:11ページ参照)
  「・尿中代謝物の THC が15ng/mL を超えた場合、陽性として報告される。」

 簡易検査(スクリーニング)はEMIT法、精密検査はGC-MS法で行われます。
 「陽性反応が出る」というと試薬の色が変わるようなイメージですが、実際の精密検査(確認検査)ではGC-MS(ガスクロマトグラフ/質量分析法)という機器分析が行われます。
 簡易検査は大麻を服用している可能性が高い人を選び出す(スクリーニング)のが目的で、そこで陽性となった人に対して精密検査(確認検査)を行って服用の有無を確定します。
 どちらも大麻の有効成分である「THC」の代謝物(THCカルボン酸体,THC-COOH)を検出するのですが、スクリーニングで使用されるEMIT法は簡単で短時間に結果が得られますが、大麻代謝物以外の薬物でも反応する可能性が否定できないため、これで陽性となった場合は、より精度の高い検査(GC-MS法)を実施します。
 WADA公認検査機関が行ったGC-MSの結果で陽性と判定されたのであれば、まず間違いないでしょうね。
 
 ※EMIT法 = Enzyme Multiplied Immunoassay Technique
 酵素免疫測定法 (ELISA法) とは 株式会社森永生化学研究所 EMIT法と類似の手法
 

3.捜査機関の論文
 市販酵素免疫キットを用いる尿中乱用薬物の分析 片木ら(大阪府警科学捜査研究所) 「衛生化学」(1996) (画面右上の CiNii のバナーをクリックすると内容が見られます)
 
 受動喫煙と能動喫煙の別れ目は尿中THC-COOH濃度で 10~20ng/mL といわれているそうです。(164ページ)
 「・・・大麻の場合、近くの者が吸引する大麻の煙を吸い込んだ受動喫煙の場合と直接吸引する能動喫煙の場合の尿中THC-COOH濃度の別れ目がほぼ10-20ng/mlといわれているが、29,30)・・・
 29) B.Law, P.A.Mason, A.C.Moffat, L.J.King, V.Marks,  J.Pharm.Pharmacol., 36,578 (1984)
  30) M.Perez-Reyes, S.DiGuiseppi, A.P.Mason, K.H.Davis, Clin.Pharmacol. Ther., 34,36(1983) 」
 

4.市販の検査キット・ネット検査
 大麻・マリファナ検査 kensa.biz 1回 15,000円
 薬物スクリーニング検査 kensa.biz 1回 25,000円
 アキュサインDOAシリーズ AccuSign One-step THC(大麻代謝物) 関東化学株式会社
  10回分 8,500円
 AccuSign® DOA Series Princeton BioMeditech Corporation
Doa8  
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 One-Step Home Drug Tests Princeton BioMeditech Corporation

 スモーレスラーの皆さんへ:
 抜き打ち検査が実施される前に、このような検査キットを使って自分で確認しておくのも良いかもしれませんよ。

 
5.日本TDM学会
 TDMの基礎知識 薬物血中濃度測定法
 
 
6.参考資料
 薬毒物試験法と注解2006 東京化学同人
 バイオロジカルマススペクトロメトリー (現代化学増刊 31) 東京化学同人
 ガスクロマトグラフ質量分析計 島津製作所
 ガスクロマトグラフ質量分析計について 滋賀医科大学実験実習支援センター
 試料・目的別技術/セキュリティ/薬物、毒物の鑑識/ドーピング検査 特許庁標準技術集
 
 
7.日本相撲協会
 日本相撲協会 公式サイト
  組織概要・理事長あいさつ
 

8.反ドーピング機関
 世界アンチ・ドーピング機関 World Anti-Doping Agency (WADA)
 日本アンチ・ドーピング機構
 
 日本相撲協会が再検査を繰り返すのであれば、それは世界アンチ・ドーピング機関の検査態勢を否定しているとしか思えません。それなら検査などしなければ良いのに。
 この態度にはプロとしてのモラルも感じられず、恥ずかしくないのでしょうか。
 それから、いくら本人が「検査結果は信用できない」と言っても、科学的な議論には耐えられないと、誰か忠告しないのでしょうか。とりあえず、刑事責任を逃れられる可能性を残したいだけの発言なのでしょうね。
 

9.大麻に対して肯定的なサイト
 カナビス・ドラッグテストのAからZまで カナビス・スタディハウス
 Image_thccooh
   
 
 
 
  でも、日本では違法ですから。
  所持が禁止されている法律の趣旨を考えましょう。
 

10.その後の報道
 北の湖理事長の進退問う声も…8日の理事会で対応を検討 読売新聞 2008年9月6日22時59分
 ・・・協会関係者の話では、当初、指摘された「第三者の吸った大麻の煙による副流煙の可能性」は検出濃度により否定され・・・

 大相撲大麻疑惑:精密検査、精度高く専門家が太鼓判 毎日新聞 2008年9月6日 23時59分
 大麻の精密検査は、尿を濃縮して高温で気化させて成分を分離し、何が含まれているかを調べる「ガスクロマトグラフィー質量分析」という方法で行われる。これにより、大麻特有の薬理成分「THC(テトラヒドロカンナビノール)」に由来する化学物質の有無を判定する。・・・
 昭和大の吉田武美教授(毒物学)は「(精密検査は)簡易検査よりはるかに精度は高く、99.99%正確だと考えていい」と説明する。簡易検査後、露鵬が「痛み止め注射をしたり、薬を飲んだ」と、検査方法の精度に疑問を呈したが、精密検査では「鎮痛剤などほかの成分と間違うことはまずない」(吉田教授)という。・・・

 大相撲大麻疑惑:検査指揮した大西・再発防止委委員が会見 毎日新聞 2008年9月6日 22時08分
 露鵬と白露山の大麻陽性問題で、一連の検査を指揮した再発防止検討委員会の大西祥平委員(慶大教授)は6日、東京・両国国技館で会見に応じ、精密検査の現状などについて説明した。
 --北の湖理事長は、ほかの機関で検査すると言っているが。
  WADA公認の日本唯一の機関で調べているのに再検査なんて、あなた、どう思います?
 --露鵬は会見で疑惑を否定した。
  みんな、そう言うんですよ。反応は一様。マリオン・ジョーンズ(陸上金メダリスト)のように
  裁判で言うパターンもあるが。正直に言う人がいますか。
 --露鵬の弁護士が最初から(検体の)名前が分かっていたと指摘している。
  検査機関ではすべて数字で管理するから特定はできない。
  尿採取段階で名前が書かれたコップを使ったというが、十分説明もしているし、
  言いがかりでしかない。

この発言から、大西先生はかなりご立腹で、現在の対応に呆れ返っておられるように見受けられますね。
 慶應義塾大学 スポーツ医学研究センター スポーツ医学研究センター 大西祥平教授のプロフィール 反ドーピングの専門家です
 慶應義塾大学外学院 健康マネジメント研究科 大西祥平教授

11.ブログ
 ■[不祥事]露鵬と白露山 精密検査も大麻陽性  弁護士 落合洋司 (東京弁護士会) の 「日々是好日」
 元検察官の弁護士によるブログ 「薬物事件執務提要(改訂版)」の抜粋あり

| | コメント (0) | トラックバック (0)