最近、よく夢を見る
薬の影響か、体調が乱れているせいか
最近、よく夢を見る。
昨日も、一昨日も夢を見た。
今となっては思い出せないが、悪夢だったように思う。
そして、ついさっきも夢を見ていて目が醒めた。
時計は午前5時30分を示していた。
今日の夢の始まりはこんな感じだった。
僕は仲間達と知らない街を歩いていた。
全員で十人程度、結構楽しそうだ。
すると、突然その中の一人が銃で撃たれて倒れる。
(この夢はどうもサスペンスのようだ)
なぜ、狙われるのか誰も見当が付かない。
取り敢えず、みんなで走って逃げていると
また、どこからか銃声がして、もう一人倒れる。
だんだん仲間の数が減り、5人くらいになったところで
僕たちは廃墟に逃げ込んだ。
もう使われていない、古い集合住宅だ。
入口を入ると、少し広いエントランスがあり、
住民への連絡のための掲示板があったりする。
犯人は誰を狙っているのか、誰にも心当たりがない。
僕たちは相談して、各人の手がかりを掲示板に貼り出すことにした。
(この辺りは夢の中のことで、
何を掲示したら、誰が狙われているのかが判るとしたのか
もう一つ詰め切れていない。)
しばらくして掲示板を見に行くと、
僕のものが剥がされているではないか。
犯人は僕を狙っていたのか。
そう思った瞬間、
僕は撃たれて仰向けに倒れた。
意識はしっかりしているが、どうも脊椎を損傷したようで
下半身は全く動かない。
(夢では往々にして、思ったように動けないものである)
天井を見ながら、このまま死ぬのかなと思っていると
目の前に突然、以前好きだった女性が現れた。
(夢とは唐突なものである)
そういえば、夢の始めにも街の中で彼女に出会って、
少し会話をしたような気がしてきた。
(夢とは都合がいいものである)
彼女は立ったまま「私、結婚するの」と言った。
「うん、知ってるよ」
何故か、僕はそれを知っているような気がした。
彼女は僕の体に手を回した。
そして、僕の上で体の向きを変えて彼女も仰向きになった。
僕は彼女の体を後ろから抱きかかえた。
「僕は大好きだった。結婚したかった。」
「私も好きだったわ。次は結婚しましょうね。」
そう言うと、彼女は手に持っていた拳銃で僕を撃った。
僕は全く恐怖を感じなかった。
心の中で彼女の言葉を繰り返した。
少し幸せな気持ちの中で意識が消えていくようだった。
突如、画面いっぱいに映画のようなエンドロールが流れ始めると
「映画??」
はっと、目が醒めた。
時計を見ると、5時30分。
今夜も悪夢のようだったが、
何故か夢と同じく爽やかで少し幸せな気分だった。
今日の夢は忘れないかもしれない。
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