北極海の海氷面積は人工衛星で毎日観測されています
JAXA( 宇宙航空研究開発機構 )と IARC( アラスカ大学国際北極圏研究センター )は共同で、NASA( アメリカ航空宇宙局 )の 地球観測衛星 EOS-Aqua に搭載された JAXA開発のAMSR-E ( 改良型高性能マイクロ波放射計 )を用いて毎日、北極海の海氷の面積を測定してWebで公開しています。 → 北極圏研究ウェブサイト
例えば、下は2008年12月27日の海氷の状態です。 北極圏海氷モニタのページ
また、海氷面積情報 のページでは2002年6月21日以降の海氷面積の毎日のデータをCSV形式でダウンロードできます。 → [ Down Load ]
このデータを使って、いくつかグラフを作ってみました。
1.海氷面積の変化
北極海の海氷は毎年3月に最大となり、9月に最小になります。極大時(年最大時)は約1400万平方km、極小時(年最小時)は約500~600万平方kmで、夏と冬では海氷の面積は2.5倍ほど変化しています。
2.年間変化の比較
最新のグラフは → コチラ
2007年の夏は最も海氷が少なくなりましたが、今年はやや高くなり10月以降は急速に氷の量が増加しました。
3.各月平均、極大、極小、年間平均の年別比較
年別の極大値は2006年が最低となり、その後は増加に転じています。平均値と極小値は2007年が最低となり今年は増加しています。
気象庁が公表している資料 ( 北極・南極域の海氷 )によると、1980年頃は極大で1600万平方kmであったことから、現在はその頃より10%以上縮小していると言えます。
今年は去年より海氷が多くなっていますが、この傾向がどのようになるかは少なくとも今後数年間見届ける必要があるでしょう。
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