バセドウ病について(11) 最後の診察でした

今日はこれまで通院していた総合病院での最後の診察でした。

一番右の「93日」の欄が今日の検査結果です。

それから、前回(65日)のTRAbの値も判りました。

血液検査結果の推移

  記号 [単位] /項目  標準値治療
開始時

投薬
開始
23日

37日51日65日89日93日
TSH             [μIU/ml]
甲状腺刺激ホルモン
0.35~4.94 0.0 0.0 0.0 0.18 1.53 12.3 9.1
FT3             [pg/ml]
遊離トリヨードサイロニン
  1.7~3.7 30以上 4.0 2.7 2.3 2.2 2.3 2.5
FT4              [ng/dl]
遊離サイロキシン
  0.7~1.5 3.0 1.0 0.7 0.5 0.6 0.7 0.7
TRAb            [IU/l]
TSHレセプター抗体
  0.0~1.0 4.4 4.1 2.8
TSAb             [%]
TSH刺激性レセプター抗体
  0~180 357
Tg-Ab            [U/ml]
抗サイログロブリン抗体
  0~0.3 0.4
TPO-Ab         [U/ml]
抗甲状腺ペルオキシダーゼ抗体
  0~0.3 15.0
AST (GOT)      [IU/l]
asparate aminotransferase
  10~38 27 41 28 37 21 18
ALT (GPT)      [IU/l]
alanine aminotransferase
   6~38 43 107 61 74 34 23
体重              [kg]     発病
4ヶ月前比
-5.8 -3.7 -3.3 -2.2 -1.0 -0.6 -1.2
メルカゾール服用量  (期間:日)
    日量
   - 0-14
  6錠
15-52
4錠
53-
3錠
74-
2錠
  89-
  1錠
チラーヂン 50μg服用量  (期間:日)
    日量
   - 0-14
  -
15-50
  -
      51-
       1/2錠

表中の数字で、青文字は標準値未満(異常低値)赤文字は標準値超過(異常高値)です。

前回、急上昇した TSH は少し低下しました。
これは メルカゾール を1錠に減量した効果だと思われます。

また、65日の時に測定した TRAb は 2.8 に低下していました。
これが、このまま順調に低下していって、1.0 以下にまで低下したら
薬の中止も検討できる状態になります。

これなら FT4 を正常範囲に維持するように メルカゾール の服用量をコントロールすれば問題なさそうです。

それから、今日はこの病院での受診を最後にして、今度から「すみれクリニック」に通院する旨を担当医師に伝えました。

ちょっと驚いたようでしたが、「では手紙を書きましょう」と紹介状を書いてくれることになりました。

まじめな先生で、あの病院の中では良い先生だと思うのですが・・・

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明日はこれまで通院していた病院の受診予約日なんですが・・・

明日は、8月からこれまで通院していた病院の受診予約日です。

前回の検査から1ヵ月ぶりです。

先週末、すみれクリニックを受診し、これからはそちらに通うことにしたので、

明日は前回の血液検査のうち、まだ結果の出ていなかったTRAbを聞くのが主な目的になってしまいます。

それから、先週末からメルカゾールを減量したので、少しはFT4が上昇しているかもしれません。それも確認したいので。
FT4は当日の血液検査でも1時間後には結果が出るため、明日が最後の通院になっても結果を聞いて帰ることはできるし。

担当の若い医師は私がメルカゾールをまだ毎日3錠飲んでいると思っているかもしれませんが、実際は1錠しか飲んでいないのです。
でも、これは黙っておこう。

「仕事が忙しくなったので平日の通院ができなくなりました。土曜日にも通院できる病院に替わります」とでも、言おうかな・・・

前回の診察の時に、多少不満と不信感を示したので、気が付かれるかもね。

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バセドウ病について(10) 今日からメルカゾール1錠に減量! 私の判断は正しかったようです

今日はこれまで通院していた近所の総合病院ではなく、大阪の すみれクリニック を受診してきました。

一番右の「(投薬開始後)89日」の欄が今日の検査結果です。

血液検査結果の推移

  記号 [単位] /項目  標準値治療
開始時
投薬開始
23日
37日51日65日89日
TSH             [μIU/ml]
甲状腺刺激ホルモン
0.35~4.94    0.0    0.0   0.0 0.18 1.53 12.3
FT3             [pg/ml]
遊離トリヨードサイロニン
  1.7~3.7 30以上    4.0   2.7   2.3   2.2   2.3
FT4              [ng/dl]
遊離サイロキシン
  0.7~1.5    3.0    1.0   0.7   0.5   0.6   0.7
TRAb            [IU/l]
TSHレセプター抗体
  0.0~1.0    4.4    -   4.1  -  -  -
TSAb             [%]
TSH刺激性レセプター抗体
  0~180    357    -    -  -  -  -
Tg-Ab            [U/ml]
抗サイログロブリン抗体
  0~0.3    0.4    -    -  -  -  -
TPO-Ab         [U/ml]
抗甲状腺ペルオキシダーゼ抗体
  0~0.3   15.0    -    -  -  -  -
AST (GOT)      [IU/l]
asparate aminotransferase
  10~38    27    41    28   37   21  -
ALT (GPT)      [IU/l]
alanine aminotransferase
   6~38    43   107    61   74   34  -
体重              [kg]     発病
4ヶ月前比
  -5.8   -3.7 -3.3 -2.2 -1.0 -0.6
メルカゾール服用量  (期間:日)
    日量
   - 0-14
  6錠
15-52
4錠
53-
3錠
74-
2錠
89-
1錠
チラーヂン 50μg服用量  (期間:日)
    日量
   - 0-14
  -
15-50
  -
  51-
       1/2錠

いつものとおり、表中の数字で、青文字は標準値未満(異常低値)赤文字は標準値超過(異常高値)です。

今回の結果では、TSH(甲状腺刺激ホルモン) が非常に上昇していました。
これは、メルカゾールの過量投与により甲状腺ホルモン(FT3,FT4)が低値を維持しているため、下垂体が甲状腺に『ホルモンを生産しろと!』と指令するための甲状腺刺激ホルモン(TSH)をどんどん分泌するためです。

その TSH が高くなったというのは、やはり甲状腺機能が低下傾向にあるということです。

本来ならメルカゾールの投与量を適宜減量して TSH が正常範囲に入るようにコントロールすべきだったのですが、減量のタイミングが遅れたせいで今回のような結果になったと考えられます。

ということで、
今日から『メルカゾール』を 1錠/日 に減量することになりました!

またFT4が低いのでそれを補うために『チラーヂン』もしばらく服用を続けます。

今日、診察してもらった『すみれクリニック』の先生の治療方針は、

 今後各ホルモンが安定してきたら、『チラーヂン』の服用を停止して、
 『メルカゾール』でコントロールする

というものでした。

これまで自己判断で減量してきたのは正しかったということが判って、とりあえず一安心でした。

もし減量していなかったらもっとひどい『甲状腺機能低下症』になっていたかもしれません。
そして、これまで通院していた病院の医師の薬の使い方は、やはり誤りだったということでしょう。

でも、今後もあの医師はこのような治療を続けるのかと思うと、そして何も知らない患者が苦労するのかと思うと複雑な心境です。

参考に、いつも引用している バセドウ病薬物治療のガイドライン 2006  から
抗甲状腺薬投与方法について記載のあるところを写しておきます。

Ⅳ.抗甲状腺薬による治療
 2.抗甲状腺薬の投与方法 (59ページ)

解説
[2] 治療開始後は月に1回程度の割合で血中FT4,FT3を測定する。 TSHは当初数ヵ月間抑制されていることが多い。
 FT4が正常化したら抗甲状腺薬を減量する。
 MMI(メルカゾール)30mg/日から開始していた場合は15~20mg/日に、
 15mg/日の場合は10mg/日にする。
 ・・・
 その後は月に1回FT4とTSHを測定し、FT4が正常範囲にあれば抗甲状腺薬を1錠ずつ減量する。
 ・・・
 TSHが測定されるようになったら、TSHが正常範囲にあることを目標に抗甲状腺薬を減量していく。
 
もし経過中にTSHが感度以下に抑制された場合は、再度減量前の用量に戻さねばならない。
 

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明日は大阪へ・・・

明日は すみれクリニック に行きます。

ここ数週間、メルカゾールの服用量が適正なのか気になっていましたが

明日の診察ではっきりすることを期待しながら

「健康保険証」と「問診票」と「検査結果」を準備しています。

「紹介状」はないけどね。

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バセドウ病について(9) 『メルカゾール』と『チラーヂン』の併用 ( Block and Replacement Therapy ? )

私がバセドウ病で受診している病院の医師は、『メルカゾール』と『チラーヂン』を併用するという治療法を採用しています。

メルカゾール』は「抗甲状腺薬」で、甲状腺ホルモンが合成されるのを抑制する薬です。
一方、『チラーヂン』は「甲状腺ホルモン」そのものです。

ブレーキ(メルカゾール)を掛けながら、アクセル(チラーヂン)を踏むような感じですが、このような治療法が採用されるケースについて記載がある文献を調べたところ、以下のようなものがありました。

 

1.バセドウ病薬物治療のガイドライン(2006) 59ページ
 編集 日本甲状腺学会

Ⅳ 甲状腺薬による治療法

解説[3]
 前述のように、少量T4剤の長期併用療法を行う必要はない。また、寛解率を高める目的で大量の甲状腺薬を用いるべきではない。
 ただしこれとはまったく別に、MMI(メルカゾール)の増減にともなって甲状腺機能が容易に変動しやすい症例に対して、甲状腺機能を押さえ込むことのできる量のMMI(15~30mg/日)を、正常の甲状腺機能を保つのに必要なT4量と併用して用いることは、しばしば行われる方法である。これは寛解率を高めることを目的とした方法ではなく、安定した甲状腺機能を得るための方法であり、維持量になった後もしばしば再燃するような症例、特に3、4ヵ月毎しか診察できないような症例には有効な手段である。 Block & Replacement Therapy という名のもとに、両者を混同しないよう注意されたい。
  

 

2.甲状腺機能異常の治療薬について www.pariet.jp
 岐阜大学大学院医学系研究科 内分泌代謝病態学分野 廣田卓男 / 准教授 宗友厚
 http://www.pariet.jp/helpful/vol54/no560/sp10.html

 抗甲状腺薬と甲状腺ホルモン薬を同時に内服されている患者さんを時々見かけますし、われわれもときに併用処方をすることがあります。

 以前、高い寛解率を得るために免疫抑制作用を期待して多量の抗甲状腺薬(MMI40㎎~100㎎/日)を用いると共に、甲状腺ホルモン低下を防ぐために甲状腺ホルモン薬を併用する、といういわゆるBlock and Replacement Therapyが検討されたことがあります。しかし、抗甲状腺薬の副作用が増加しただけで、長期的に寛解率を高めるというエビデンスは結局得られませんでした。また1991年 Hashizumeら1)は、抗甲状腺薬で6カ月治療後のバセドウ病患者に、少量甲状腺ホルモン薬を加えた群と加えなかった群とを比較し、甲状腺ホルモン薬を加えた群でバセドウ病の再発率が有意に低下したと発表し注目を集めました。しかしその後いくつもの追試が行われましたがその効果は認められず、彼らの成績は例外的なものであるとされています。2)以上の結果から現在、寛解率を高める目的で抗甲状腺薬に甲状腺ホルモン薬を併用する必要はないとされています。

 ただし、抗甲状腺薬減量の過程で甲状腺ホルモンが変動しやすい、不安定な症例が見られます。MMI10㎎/日では甲状腺ホルモンが低値となり、MMI5㎎/日に減量すると機能亢進症が再燃するといった例がそれに当たります。ご質問の症例もこのような例と考えますが、寛解率を高める目的ではなく、甲状腺機能を正常化、安定化させるために必要な甲状腺ホルモン薬を少量加えるという『アメとムチ』的処方はときに行われる方法なのです。あくまでも甲状腺機能を正常化させるという基準で用いますので、長期的に抗甲状腺薬を中止できる見込みがない場合は他の治療法を考慮する必要があります。
  

3.田尻クリニック 公開コーナー バセドウ病 No.107
http://www.j-tajiri.or.jp/communication/exhibit/01/107.html

 メルカゾールとチラーヂンSの併用療法は、ヨーロッパなどでは以前よりよくされていました。これはblock & replace therapyといわれています。すなわち、バセドウ病の免疫的機序をメルカゾールで十分に抑え込み(block)、甲状腺機能低下症になるのでチラーヂンSを一緒に投与(replace)するわけです。一般的には、治療開始時から2~3ヶ月してからメルカゾールとチラージンSの併用を始めます。最初は、メルカゾールのみです。メルカゾール4~6錠/日とチラーヂンS2錠/日の併用が多いと思います。

最近、日本の研究者が、そのような メルカゾールとチラーヂンSの併用療法を行ったら、寛解率が90%以上になったという論文をアメリカの一流雑誌に掲載 1) しましたので、一躍脚光を浴びました。しかし、その後の追試研究では否定的なものが、多いようです。わたしが メルカゾールとチラーヂンSの併用療法を行う場合は、メルカゾールを1~2錠に減量すると 甲状腺ホルモンが高くなり、メルカゾールを増量すると効きすぎて 甲状腺機能低下症になる人に対して、稀に メルカゾール1~2錠/日とチラーヂンS1錠/日程度の併用をすることが、あります。

 

(参考):T4剤(チラーヂン)併用で再発率が低減できたとする論文 (信州大学 橋爪ら 1991)
1) K Hashizume, K Ichikawa, A Sakurai, S Suzuki, T Takeda, M Kobayashi, T Miyamoto, M Arai, and T Nagasawa
Administration of thyroxine in treated Graves' disease. Effects on the level of antibodies to thyroid-stimulating hormone receptors and on the risk of recurrence of hyperthyroidism
N Engl J Med (1991) Vol.324:947-953
http://content.nejm.org/cgi/content/abstract/324/14/947

METHODS AND RESULTS. ・・・One patient in the thyroxine-treated group (1.7 percent) and 17 patients in the placebo group (34.7 percent) had recurrences of hyperthyroidism within three years after the discontinuation of methimazole.
CONCLUSIONS. The administration of thyroxine during antithyroid drug treatment decreases both the production of antibodies to TSH receptors and the frequency of recurrence of hyperthyroidism

  

 

これらを総合すると、

 ・ 『メルカゾール』を投与していたらFT4が低下し過ぎて、次に『メルカゾール』を減量したら今度はFT4が過剰になってしまうような不安定な場合。
 ・ 特に、『メルカゾール』を維持量(2日で1錠)にしているときに、コントロールが難しい場合。
 ・ 更に、血液検査を数ヵ月(3~4ヵ月)行えないようなとき。

に、
『メルカゾール』で甲状腺でのホルモン生成を抑制しておいて、『チラーヂン』でホルモンを適正量にするときに併用するようです。

 

さて、私の場合、医師は『メルカゾール』を減量せずに『チラーヂン』を処方しています。話を聞いていると、「TRAb」が陰性になるまで『メルカゾール』を減量するつもりはないようです。

これは『メルカゾール』で上記のように「ホルモン量をコントロールできていない場合」とは言えないと思います。
『チラーヂン』を処方する前に、まずは『メルカゾール』を減量してホルモン量をコントロールすることを第一に行うべきではないのでしょうか。

私が疑問に思うのは『チラーヂン』を処方することよりも、『メルカゾール』を減量しないことなのですが、というのも、最近の体調は、どうも、「甲状腺機能低下症」に陥っているように感じるためです。
どうやら、私を診察している医師は「バセドウ病」が再発するよりは「甲状腺機能低下症」になる方がマシと考えているのかもしれません。

私としては、うまくコントロールして「正常な状態」にしてもらいたいのですが・・・

そのため、自己判断で『メルカゾール』を減量しています。

そして、このような状況にはストレスを感じます。

 

以上のような、疑問や不安を抱えているので、今週末には専門医を受診することにしました。これで、すべて解決することを期待しています。

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My自転車 Giant SEEK R3 ブラックです

6月頃から階段を上るだけで息切れするようになり、まさか『バセドウ病』とは思わずに、「運動不足で心肺機能が低下しているのかな。」と、以前から欲しかったクロスバイクを買う口実を見つけて買ったのが
↓この Giant SEEK R3 ブラック でした。

Dvc20030a

黒にオレンジが鮮やかで、ちょっと気に入っています。

でも、買ってから家の周りを1回乗った直後に『バセドウ病』と診断され、それ以来、運動を控えるようにしていたので、この自転車も物置にしまったままになっていました。

最近は血液検査の値も悪くないし、体調もだいぶ良くなってきていたので、そろそろ乗ろうかなと思っていたところ、
いつも乗っている車(ワゴン車)を法定検査に出すことになって、いつもはディーラーの人に車を取りに来てもらうのですが、今朝は天気が良かったので車に自転車を積んでディーラーへ持ち込んで、ディーラーからは自転車で帰ってくることにしました。

まあ、この時期になると自転車は 2010年モデル が話題になるころで、デビューとしては1シーズン遅れることになってしまいましたが・・・

車だと10分程度のいつも通っている道を自転車に乗って帰ってくると、新しい店ができていたり、遠いと思っていたところが意外と近かったりと、30分くらいの道のりにも新しい発見があって新鮮でした。

これから寒くなるまでに、もう少し遠くまで乗るようにしたいと考えています。

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バセドウ病について(8) 私の症状の経過[3]

< 2009/10/29 薬を減量した日をグラフに水色の線で追加しました >
< 2009/10/30 肝機能指標ALT(GPT),AST(GOT)、体重のグラフも追加しました >

--------------------------------

先々週、定期検査を受けに病院へ行って来たときの検査結果です。
 

血液検査結果の推移

  記号 [単位] /項目  標準値治療
開始時
投薬開始
23日
37日51日65日
TSH             [μIU/ml]
甲状腺刺激ホルモン
0.35~4.94    0.0    0.0   0.0 0.18 1.53
FT3             [pg/ml]
遊離トリヨードサイロニン
  1.7~3.7 30以上    4.0   2.7   2.3   2.2
FT4              [ng/dl]
遊離サイロキシン
  0.7~1.5    3.0    1.0   0.7   0.5   0.6
TRAb            [IU/l]
TSHレセプター抗体
  0.0~1.0    4.4    -   4.1    -    -
TSAb             [%]
TSH刺激性レセプター抗体
  0~180    357    -    -    -    -
Tg-Ab            [U/ml]
抗サイログロブリン抗体
  0~0.3    0.4    -    -    -    -
TPO-Ab         [U/ml]
抗甲状腺ペルオキシダーゼ抗体
  0~0.3   15.0    -    -    -    -
AST (GOT)      [IU/l]
asparate aminotransferase
  10~38    27    41    28   37   21
ALT (GPT)      [IU/l]
alanine aminotransferase
   6~38    43   107    61   74   34
体重              [kg]     発病
4ヶ月前比
  -5.8   -3.7 -3.3 -2.2 -1.0
メルカゾール服用量  (期間:日)
    日量
   - 0-14
  6錠
15-52
4錠
53-
3錠
74-
2錠
チラーヂン 50μg服用量  (期間:日)
    日量
   - 0-14
  -
15-50
  -
51-
    1/2錠

表中の数字で、青文字は標準値未満(異常低値)赤文字は標準値超過(異常高値)です。

これらのデータと、私の症状の経過をグラフにしてみました。
グラフをクリックすると拡大表示されます。

20091029f

グラフは、横軸が治療開始からの経過日数です。
0が治療開始日、マイナスは治療前の数値です。
グラフ左端のデータは治療を開始する150日前で、発病していなかったときの値です。
(水色の線は、薬を減量した日です。2009/10/29 追加しました。)
(ALT(GPT)、AST(GOT)のグラフ、体重のグラフも追加しました。2009/10/31)

一番上のグラフは薬の服用量の経過です。

上から二つ目のグラフは、私の症状の経過を主観的にグラフ化したものです。

3番目から7番目は血液検査で、赤線は正常範囲を示しています。

治療開始後、20日程度経過したら『メルカゾール』の効果によって、動悸・多汗などのバセドウ病特有の甲状腺機能亢進症が消えていきました。

しかし、服用開始後16~19日に全身にひどい蕁麻疹が出て大変苦労しました。
このときは発疹のひどい場所を保冷剤で冷やしながら寝ていました。
これは絶対にメルカゾールの副作用だと判っていたため、この時からメルカゾールの服用量を6錠/日から4錠/日に減量したところ、その後は蕁麻疹等の副作用は出ていません。

治療開始後30~40日になると、非常に快調になりました。
この頃になるとFT4、FT3は正常値範囲に入ってきました。

しかし、私の担当医はメルカゾールの服用量を4錠のままとしたためか、その後はFT4、FT3が低くなり、それに伴って疲労感や眠気を感じるようになりました。

ちょうどその頃から脈拍、体温、血圧の測定も開始しましたが、日が経つに従い、

 ・ 脈拍 : 低下  50を下回ることが多くなりました
 ・ 体温 : 低下  36.5℃を下回ることが増えました
 ・ 血圧 : 上昇  最高150、最低100を越えるようになりました  
 ・ 体重 : 増加  治療開始時よりも4.8kg増加しました  
 ・ 食欲 : 低下  1日2食で十分になりました

などの傾向が顕著になっていきました。

これらは甲状腺機能低下症だと思われます。
血圧の上昇は甲状腺機能低下による末梢血管抵抗増大が原因のようです。
 札幌厚生病院循環器科 甲状腺機能低下症
http://www.gik.gr.jp/~skj/thyroid/thyroid.php3

しかし、私の担当医は『チラージン』を1/2錠追加しましたが、メルカゾールはそのままにしました。

ところで、私の治療開始前のFT4は3.0だったため、日本甲状腺学会のガイドラインに従えば、初期服用量は3錠/日でも良かったのではという思いもあったため、服用量の減量を決断し4錠/日から3錠/日にしました。

これにより、肝機能(AST(GOT)、ALT(GPT))も正常化しました。

その後、しばらくは疲労感等は減少したのですが、治療後70日を過ぎたあたりから、脈拍の低下、体温の低下、血圧の上昇が顕著になり、治療後74日目に再度メルカゾールの減量を決心しました。

服用量を2錠/日にすると、その後は疲労感が低下し、体調も軽快になってきました。
脈拍、体温、血圧も正常に近づいているように思います。

どうやら、メルカゾールを減量すると、4,5日後にはその効果が現れるように感じます。

尚、メルカゾールの減量は本来、医師の指導の下に行う必要があります。
しかし、私の担当医はなかなか減量をしようとしないため、すべて自分の責任において薬の減量を自ら決めています。
これは、到底お勧めできる方法ではありませんので、決してマネをしないでくださいね。

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友人からコンサートのお誘い  矢野顕子ライブ

体調が乱れてから友人たちと外に出ることも少なくなっていたところ、

昨日、矢野顕子のライブに行かないかとのお誘いがありました。

http://www.akikoyano.com/categories/g/genre:live/sub:update

Akiko_yano

気分転換に良いかも。

akiko Music akiko

アーティスト:矢野顕子
販売元:ヤマハミュージックコミュニケーションズ
発売日:2008/10/22
Amazon.co.jpで詳細を確認する

↑これを買って、予習をしておこうっと。

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バセドウ病について(7) 明らかに徐脈の傾向が・・・

バセドウ病の治療に抗甲状腺薬『メルカゾール』の服用を開始して75日が経過しました。

ここ数週間は甲状腺ホルモンの数値が低い値を推移し『甲状腺機能低下症』になっているように感じます。

具体的な症状としては、

 ・ 疲れやすく、根気がなくなる。
 ・ 眠くなる。
 ・ 肌が乾燥する。
 ・ 脈拍が遅くなる。(徐脈)  等々です。

これらは、『メルカゾール』によって、甲状腺ホルモンの生成が抑制されているためだと思うのですが、私の若い担当医は薬の服用量を減らそうとしません。
これは正しいのか少し疑問に感じています。

甲状腺機能の指標として、3週間前から、血圧、脈拍、体温の記録を取り始めたのですが、特に脈拍の値が顕著に低下しています。

1

3週間前は、脈拍が50を切ることは無かったのですが、今週は測定した内の60%が50未満で、今日はこれまでの最低の43を記録しました。

『メルカゾール』の添付文書には、

 使用上の注意
 7.過量投与
  甲状腺腫、甲状腺機能低下があらわれることがある。
  

とあるし、

以下のサイト
医療研修推進財団 研修医診療マニュアル 第13章 内分泌 [3]甲状腺機能亢進症 
http://www.pmet.or.jp/manual1/con13_03.htm 
には、

 表4 バセドウ病の治療のポイント
  
 (3) 甲状腺機能低下症を早めに,そして軽く通過することが肝要.
   そのためには減量のタイミングを遅れないこと
   しかし減量が早すぎると再燃する.
  

とあります。

この他にも

すみれ病院 「甲状腺疾患、すべての悩みにお答えします 2-b. 甲状腺の薬の説明」
         情報提供: すみれ病院 院長 浜田昇、副院長 岡本泰之
http://www.thyroid.jp/pdf/2-b.pdf

 (4) 投与量の加減は?
  
 投与量が多すぎれば甲状腺ホルモンが低下しすぎて機能低下症の症状が出ますし、足らなければ亢進症の症状がとれません。それを甲状腺ホルモン合成の抑制で調節するところに少し難しい点があります。
 私は若い研修医に抗甲状腺薬の量の調節は少し遠目でやりなさいと言っています。すなわち、血液中のホルモンが完全に正常になってから、あるいは正常になってしばらくしてから投与量を減らしていこうとするとどうしても効きすぎてしまうことが多いからです。効きすぎますと当然機能低下症の症状が出ます。
 筋肉痛や筋肉のけいれん、体のむくみ、激しい体重の増加、治療を受けているのに甲状腺がどんどん大きくなるといった症状を心配してすみれ病院を受診される方がいます。
  

 

兵庫保険医新聞 2006年4月5日 「バセドウ病の治療と治療上の注意点」
           神戸市 中央区・隈病院内科部長 窪田 純久 先生講演
http://www.hhk.jp/sinbun/pdf/06/1486/148606.pdf

 バセドウ病治療上の問題点
  2)抗甲状腺剤治療における注意点

  
 抗甲状腺剤の減量はTSHではなくFT4の値を目安に行うことが肝要である。
 FT4が正常化したら減量を考える。
 その際、検査結果を数日以内に確認し、すぐ患者にフィードバックする必要がある
 遅れると甲状腺機能低下症に陥らせてしまうことがあるからである。
  

とあります。

大阪のすみれ病院、神戸の隈病院、どちらも甲状腺疾患の専門医療機関として日本甲状腺学会の「認定専門医施設」に登録されている病院です。 

症状の再燃を恐れて、減量のタイミングが遅れていないか・・・
このまま地方の総合病院の診察を受けるのではなく、専門医のいる病院に意見を求めるのがよいのかなと、考えているところです。

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最近、よく夢を見る

薬の影響か、体調が乱れているせいか
最近、よく夢を見る。
昨日も、一昨日も夢を見た。
今となっては思い出せないが、悪夢だったように思う。

そして、ついさっきも夢を見ていて目が醒めた。
時計は午前5時30分を示していた。

今日の夢の始まりはこんな感じだった。

僕は仲間達と知らない街を歩いていた。
全員で十人程度、結構楽しそうだ。
すると、突然その中の一人が銃で撃たれて倒れる。
(この夢はどうもサスペンスのようだ)
なぜ、狙われるのか誰も見当が付かない。
取り敢えず、みんなで走って逃げていると
また、どこからか銃声がして、もう一人倒れる。
だんだん仲間の数が減り、5人くらいになったところで
僕たちは廃墟に逃げ込んだ。

もう使われていない、古い集合住宅だ。
入口を入ると、少し広いエントランスがあり、
住民への連絡のための掲示板があったりする。
犯人は誰を狙っているのか、誰にも心当たりがない。
僕たちは相談して、各人の手がかりを掲示板に貼り出すことにした。
(この辺りは夢の中のことで、
 何を掲示したら、誰が狙われているのかが判るとしたのか
 もう一つ詰め切れていない。)
しばらくして掲示板を見に行くと、
僕のものが剥がされているではないか。
犯人は僕を狙っていたのか。
そう思った瞬間、
僕は撃たれて仰向けに倒れた。
意識はしっかりしているが、どうも脊椎を損傷したようで
下半身は全く動かない。
(夢では往々にして、思ったように動けないものである)

天井を見ながら、このまま死ぬのかなと思っていると
目の前に突然、以前好きだった女性が現れた。
(夢とは唐突なものである)
そういえば、夢の始めにも街の中で彼女に出会って、
少し会話をしたような気がしてきた。
(夢とは都合がいいものである)
彼女は立ったまま「私、結婚するの」と言った。
「うん、知ってるよ」
何故か、僕はそれを知っているような気がした。
彼女は僕の体に手を回した。
そして、僕の上で体の向きを変えて彼女も仰向きになった。
僕は彼女の体を後ろから抱きかかえた。
「僕は大好きだった。結婚したかった。」
「私も好きだったわ。次は結婚しましょうね。」
そう言うと、彼女は手に持っていた拳銃で僕を撃った。
僕は全く恐怖を感じなかった。
心の中で彼女の言葉を繰り返した。
少し幸せな気持ちの中で意識が消えていくようだった。

突如、画面いっぱいに映画のようなエンドロールが流れ始めると
「映画??」

はっと、目が醒めた。
時計を見ると、5時30分。

今夜も悪夢のようだったが、
何故か夢と同じく爽やかで少し幸せな気分だった。
今日の夢は忘れないかもしれない。

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外岡立人先生 「たかじんのそこまで言って委員会」(10月11日放送)での発言要旨

昨日(10月11日)、外岡立人先生(元・小樽市保健所長、「鳥及び新型インフルエンザ海外直近情報集」主宰)が『たかじんのそこまで言って委員会』に出演され、新型インフルエンザについて解説されました。
外岡先生のプロフィール

以下はその要旨です。

なお、以前の 外岡立人先生 「たかじんのそこまで言って委員会」での発言要旨 (5月10日放送分)はコチラ です。

-年寄りは大丈夫なのか?(三宅久之)-
 (普通のインフルエンザとは)かなり質は違う。
 重要なことは、通常の季節性インフルエンザは高齢者が重症化して、9割以上の死亡が高齢者だ。
 しかし、今年出ている新型インフルエンザは高齢者は発病率が非常に低いし、死亡者も非常に少ない。
 だから、アメリカあたりでは65歳以上はワクチンとか治療とか、ほとんど相手にしていない。カナダもそうだ。

-それは何の違いなのか?(桂ざこば)-
 60歳以上は免疫があると言われているが、実際に見ていくと、30代以上の感染率、発病率は非常に低い。
 さらに驚くべきことは、通常全く免疫がないウイルスだと、2回ワクチンを打たないと効果がないが、
 今回は1回のワクチン接種ですごい免疫ができる。実際上は。
 これは何なんだというと、おそらく、このウイルスに対して免疫的記憶をみんな持っているのではないか。
 だから1回でいい。
 もう一つ、より直近でメキシコから出された研究報告では、どうも季節性インフルエンザ(のワクチン)を接種していたら感染率が低い。また、死亡者もいない。
 そういうデータも最近出ている。
 もちろん、これと違うデータを出しているところもあるが、だんだんと判ってきている。
 そういったことは、非常にいい部分だ。安心できる部分だ。

-極小数の例だが、基礎疾患のない方が亡くなってしまうことがぽつぽつと出ている。
 これはどういったことか?(宮崎哲弥)-

 いつも難しいポイントを突いてきますね。宮崎さんは。
 WHOも一番心配しているのがそれだ。
 何も問題ない健康的だった子供、大人が感染して1週間くらいで重症肺炎で死亡するケースがある。
 しかし、非常に確率は低い。
 確率は低いがそういった例がある。これは何で起きるのか。それが今問題になっている。
 それを中心に論じていくと、この新型インフルエンザはすごい大変だという話になる。

-今までの普通のインフルエンザではそういう例は無かったのか?(辛坊治郎)-
 極めて無い。
 今回のウイルスは肺の奥に感染して、そこで一気に重症肺炎を起こす。

-明らかに違う要素があるのか?(辛坊治郎)
  季節性インフルエンザとは違う?(宮崎哲弥)-

 (違う要素は)ある。まだ、判っていない部分がある。
 でも、大多数、99.9%の人にとっては、アメリカで言っているが「寝ていろ」と。
 そうすれば治るんだからと。これは事実だ。
 しかし、中にはそういう不幸な状況になる人、子供、大人がいる。

-その発生機序、重症化の機序はまだ判っていない?(宮崎哲弥)-
 宮崎さんはご存じだと思うが、サイトカインストーム、免疫が過剰に反応して多臓器不全を起こす。
 その可能性ももちろんあるし、このウイルスが肺の奥で非常に増殖しやすいという特徴を持っている。
 だから、ものすごく咳、くしゃみをしている患者さんからもろに浴びて、(肺の)奥に吸い込んだりすると、そういう可能性もあるのかなと。
 いろいろ考えているが、今のところ判らない。

-最初のウイルスの量によって後の(症状の)出方が違う?(辛坊治郎)-
 いやあ。すみません。判らない。予言しろといっても難しい。

-食べ物や薬に対しても劇症なアレルギーを起こす人がいるので、体質というのがあるのでは?(勝谷誠彦)-
 アレルギーに対してはある程度分析は可能だが、今回の新型インフルエンザウイルスは、ウイルスの特性が100%は判っていないから、やはりまだ未知の部分だ。
 未知の部分があるから、今後警戒しなくてはいけない。

-罹っているかもしれないときにどうすれば良いのか判らない。(安田美沙子)-
-罹った場合、どうされるのか(勝谷誠彦)-
 考え方として、感染しやすい年齢層は十代前半。
 続いて、ハイティーン。
 その人達の間では、非常に感染しやすい。
 その場合も主に飛沫感染だから、2m離れていたら、まず感染することはない。
 学校あたりでも2m以上くっつかないようにすればかなり集団発生は防げると思う。
 これはなかなか難しい。
 更に、もうちょっと上の方の年齢になると、もっともっと感染しづらい。
 だから、集団の中に入ったときに、できればある程度間隔を離して。
 発病者、感染者がいても、2m離れていればだいたい大丈夫と海外で言われている。
 実際そうだと思う。

-病院に行ったら隔離されるのか?しばらく入院しなくてはいけないのか?(勝谷誠彦)-
 それはない。

-普通のインフルエンザと同じような対応をしていればいいのか?(田嶋陽子)-
 基本的にはそうだが、違う部分も十分留意する必要がある。

-肺炎球菌と一緒に感染すると重症化するのか?(三宅久之)-
 昔は、肺炎の原因はほとんど肺炎球菌だった。
 今はあまり罹らなくなった。
 しかし、インフルエンザに罹った場合、高齢者が肺炎を起こすので一番多いのは肺炎球菌だ。
高齢者の人の場合、肺炎球菌の予防注射だけはしておいた方が良いというお医者さんが増えている。
今年ある種の流行みたいになっている。(辛坊治郎)

 (肺炎球菌ワクチンが)不足しているみたいだ。

-変異しているのか?株を検査して判ったのか?(江田憲司)-
 基本的に、南半球で(流行は)終わった。
 全く変異していなかった。
 だから、ウイルスが変化して、日本で言うところの『強毒化』するとか、
 そういうことはあまり考えなくても良いと考えられるが、そのことを云々する人は
 もちろんいる。

-札幌でタミフル耐性を獲得したウイルスがヒト-ヒト感染したのではないかと推測されているが?(宮崎哲弥)-
 札幌の例はヒトからうつったのではないかと言われている。
 これまで(のタミフル耐性新型インフルエンザ)は自分の体内でタミフルを飲んでいるうちに変異したというのが世界の例だった。
 札幌の例ではよく判らない。ただ、可能性としてタミフルを飲んでいなくても、体内で増えている間に変異するということもあり得る。
 いろんな可能性がある。
 ただ、重要なのはその患者さんから周辺にはウイルスは拡大しなかった。
 世界で見つかっている耐性ウイルスはみんなそうだ。
 周辺には拡大しない。
 そういった意味では、あまり心配は要らない。

-2m離れればいいということだが、満員電車で咳をしている人がいたらどうしたらいいのか?(辛坊治郎)-
 それが一番困る。
 基本的には、咳、くしゃみをする方は集団の中に入ってはいけない。

でも、ここにいるおっさんが(咳をしていたら)どうにもならない・・・(辛坊治郎)
勇気を出して、あなた、降りてもらいなさい。(やしきたかじん) 
(会場爆笑)

-それなら、マスクの効果はあるのでは?(桂ざこば)-
 そういった方はマスクをすればいいのだが、そういった人に限ってマスクをしないし、
 マスクを外して咳をする。(笑)

-防ぎようが無いと言うことか?(辛坊治郎)-
 そういうときは、基本的には顔を背ける。
 一瞬、呼吸するのを止める。

-呼吸を止めるのは効果があるのか?(辛坊治郎)-
 吸い込まないということだ。
 その後、電車から降りたら、十分顔を洗う、手を洗う。
 それでも衣服に付いているが。

 解決策は簡単。あなたがマスクをいくつか持っていて配って付けさせればいい。(三宅久之)
 いきなり殴られたらどうしてくれるんですか。(辛坊治郎)

-ワクチンだって必ず効くとは限らない?製薬会社や厚生労働省の天下り団体に騙されている?(田嶋陽子)-
 それは違うと思う。ただし、もっとグローバルに見ると、世界的に製薬会社が仕組んでいるのではないかという意見も多い。
 日本の製薬会社というのはマイナーだ。
 海外の製薬会社はもっともっと大きな企業だから(そういう意見が出るのか。)
 そういった中で、ワクチンが効くのか、安全性があるのか。いろんな問題が問われていて、そういったワクチンをしないという人も多い。
 ただ、WHOもそうだが、米国では大統領をはじめ、みんなが「これは安全で保証できるんだ。
 だからみんなワクチンを接種せよ」というキャンペーンを張っている。
 やはり国によって違う。
 ニューヨークでは、医療関係者にみんな接種を義務付けたはいいが、半数くらいが反発している。
 最近のアメリカのアンケート調査でも、ワクチン接種を希望するのは国民の5割だ。
 日本も多分5割くらいかなと。
 その辺が難しいところで、「これだけ軽症なインフルエンザになぜワクチンをするのか」と言っている人もいれば、「安全性を確かめていないのに大丈夫か」と言っている人もいる。
 ただ、(新型インフルエンザワクチンは)従来の季節性インフルエンザワクチンと全く同じ製法で作られているから、安全性は大丈夫だというのが一般的な考え方だ。

-どのような副作用があるのか?(桂ざこば)-
-特に外国のものはどの程度か?(江田憲司)-

 注射した部位が腫れる、痛い、多少熱が出る。 これはどのようなワクチンでもある。
 今回の、海外から入れるものの場合は、やはり神経症状、ギラン・バレー症候群と言って、神経障害を起こすような。
大原麗子さんが罹られた・・・(辛坊治郎)
 それが一番恐れられているが、それは古い昔のワクチンでは良くあった。
 現在はそれは心配ないというのがワクチンの専門家の意見だ。
 確率的に100万人に1人くらいギラン・バレー症候群が出る可能性がある。
全身の神経が一瞬麻痺して、普通はそのまま回復するが、
何人か後遺症が残って体の動きが悪くなるケースがあるという
・・・(辛坊治郎)
 そう。

-先生の本を読むと「手洗い」は大事だが「うがい」はあまり意味はないと?(筆坂秀世)-
 うがいに関しては医学的に感染症予防効果に関して云々されることがない。
 理屈を考えると、うがいをしても口の中だけだ。
 たぶん、ウイルスはもっと奥に入っている。
 口の中を綺麗にするという衛生道徳的には意味がある。

-うがいは(喉を指して)ここまでは行っていない。(やしきたかじん)-
 そこまで行ったら咳が出る。
 口腔内のウイルスがもし感染することがあると仮定しても、
 実際、ウイルスが細胞にくっついて入ってくるまでに10分から15分。
 だから、1日3回うがいをするというのは、衛生観念としてはいいのだろうが・・・
ずーっと、うがいをして歩いていたらいい。(勝谷誠彦)

-これから一番気を付けなくてはいけないことは?一番起こりそうなシナリオは?(辛坊治郎)-
 大学が10月に入って始まると思う。
 米国の例では、大学生の間でものすごく広がっている。
 多分、米国ではもう少ししたらピークに達して落ちてくると思う。
 日本も今、学童の間で広がっている、更に大学生の間で広がる、だから10月下旬、11月上旬にピークが来てそれから落ちていくと思う。
 問題はその後に、香港型ウイルスの変異株、これが結構いるが、1月、2月の寒いときに流行してくるとこれは高齢者に危険だ。
それは通常型ですね。(勝谷誠彦)
だから、インフルエンザワクチンは季節性型と新型の両方をする必要がある。

 (以上)

以上は番組を見ながら取ったメモを元に書きおこしました。
誤記、誤解等がありましたらご連絡ください。

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バセドウ病について(6) 私の症状の経過[2] 今度は甲状腺機能低下?

今日も定期検査を受けに病院へ行って来ました。
 

血液検査結果の推移

  記号 [単位] /項目  標準値治療
開始時
投薬開始
23日
37日51日
TSH             [μIU/ml]
甲状腺刺激ホルモン
0.35~4.94    0.0    0.0   0.0 0.18
FT3             [pg/ml]
遊離トリヨードサイロニン
  1.7~3.7 30以上    4.0   2.7   2.3
FT4              [ng/dl]
遊離サイロキシン
  0.7~1.5    3.0    1.0   0.7   0.5
TRAb            [IU/l]
TSHレセプター抗体
  0.0~1.0    4.4    -   4.1    -
TSAb             [%]
TSH刺激性レセプター抗体
  0~180    357    -    -    -
Tg-Ab            [U/ml]
抗サイログロブリン抗体
  0~0.3    0.4    -    -    -
TPO-Ab         [U/ml]
抗甲状腺ペルオキシダーゼ抗体
  0~0.3   15.0    -    -    -
AST (GOT)      [IU/l]
asparate aminotransferase
  10~38    27    41    28   37
ALT (GPT)      [IU/l]
alanine aminotransferase
   6~38    43   107    61   74
体重              [kg]     発病
4ヶ月前比
  -5.8   -3.7 -3.3 -2.2
メルカゾール服用量  (期間:日)
    日量
   - 0-14
  6錠
15-52
  4錠
53-
  3錠

表中の数字で、青文字は標準値未満(異常低値)赤文字は標準値超過(異常高値)です。

【FT3,FT4】
 どちらもメルカゾールの効果で、かなり低下してきています。特にFT4は標準値より低くなってしまいました
 ここ1週間ほど、足がむくんだり、少し疲れやすかったり、睡眠時間が長くなったりという状態だったのですが、甲状腺ホルモンの低下(甲状腺機能低下症)になっていたのかもしれません。
 と、いうことで、本日から 『チラーヂンS錠50 50μg』(甲状腺ホルモン製剤) を1日1/2錠服用することになりました
 メルカゾールで甲状腺ホルモンの生産を抑えながら、足りなくなった甲状腺ホルモンを薬(チラーヂン)で補うという状態で、薬でバランスを取りながらの生活がしばらく続きそうです。

【TSH】
 甲状腺刺激ホルモン(TSH)は、少量ですが分泌が始まりました
 これはFT3,FT4が低下してきたために、脳下垂体が甲状腺ホルモンを増やすために分泌を開始したと考えられます。
 私の脳下垂体はちゃんと仕事を忘れずにいてくれたということですね。でも、今はメルカゾールでその働きも抑えられてしまっていますが・・・

【TRAb】
 病気の原因物質であるTRAb(TSHレセプター抗体)は、前回の検査値が判りました。
 少しだけ下がりましたが、まだ高い値を示していました

 これが正常値に戻るまで、薬を止めることはできません。
 たとえFT3,FT4が正常に戻っても、TRAbが高い間は薬を止めると症状が再発してしまいます。

【AST(GOT),ALT(GPT)】
 肝機能は依然、少し悪い状態が続いているようですが、これ以上悪くもならないところで踏みとどまっています

【体重】
 甲状腺機能低下のためか、体重増加傾向は継続しています。食欲は発症前に戻りましたが、体重はしばらく増加しそうです

 TRAbの減少が緩やかなため、メルカゾールの服用量は1日4錠(20mg)を継続することになりました。
(が、自己判断で1日3錠に減らしました・・・詳細は後日)
 メルカゾールによる治療は、薬で甲状腺ホルモンの生産を抑えて、その間にTRAb等の抗体が少しずつ減っていくのを待つという治療方法のためです。

 甲状腺ホルモンの生産を抑えると、なぜTRAbが低下する傾向があるのかについては、まだよく分かっていないようですが、私が思うに、通常以上に活発に活動する甲状腺の細胞を異物と間違えてしまう免疫機構ができあがってしまったため、とりあえず甲状腺の細胞をおとなしくさせる必要があるのではないかなと考えています。

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NHK 『ブラタモリ』 がレギュラー番組として10月1日から放送されます!

昨年12月13日(土)深夜24:20~25:05にパイロット版として「番組たまご」枠で放送された『ブラタモリ(パイロット版)』は、絶対にレギュラー化されるだろうと待ち続けて9ヶ月。

とうとう10月1日(木) 22:00~22:45 NHK総合で、レギュラー版『ブラタモリ』として放送されるようです。

パイロット版では東京原宿、表参道、明治神宮界隈をぶらぶらしていましたが、東京の昔から今につながる歴史の流れが興味深く紹介されます。

タモリさんの類似番組としては、『タモリ倶楽部』の「都内歩いてるだけ企画」があり、最近では5月30日に「三田用水のこん跡を巡る!」が放映されました。

『ブラタモリ』はこの企画だけを番組にしたようなもので、どこまでネタが続くか少し不安はありますが、『テレビファソラシド』や『ウォッチング』以来、20年ぶりのレギュラー番組なので、できるだけ長く続けて欲しいものです。

でも、http://natalie.mu/owarai/news/show/id/21775 によれば、全15回(2009年3月まで)、半年の企画のようです。 残念。

今後の放送内容

 第1回 10月 1日 早稲田
 第2回 10月 8日 上野
 第3回 10月15日 二子玉川
 第4回 10月22日 銀座

 最新の放送予定は → http://www.nhk.or.jp/buratamori/schedule.html

都内でネタが無くなったら、ダム、臨海コンビナート、巨大地下構造物、空港、ハイテク工場、下町工場、駅、車両基地、廃線、廃坑、運河などなど、いろいろなところをブラタモリしてもらいたいですね。

これらは、どれも『タモリ倶楽部』で取り上げられているものですけど、『ブラタモリ』の方が予算と時間が十分にありそうなので、とても期待しております。

この番組を見ると、都内を歩くときに少し楽しみが増えるかもしれません。

Logo_tamori_index

 

ちなみに、近畿地方では日曜深夜に放送されていた『タモリ倶楽部』ですが、10月からは月曜深夜に移動します。『お試しかっ!』の次です。ご注意を。

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参考サイト
以下のサイトには『タモリ倶楽部』のこれまでの番組レビューが掲載されています。

タモリ倶楽部のへや -- 番組レビュー

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バセドウ病について(5) こんな医師はダメじゃない?

バセドウ病患者は数百人に一人程度と割りと多いため、これを診察・治療する医師はあまり専門でない方が担当することも必然的に多くなってしまいます。

もしかすると、昔、学校で習った知識だけで我流の診察・治療をしている医師もいるかもしれません。

でも、患者の方は、その医師の治療が正しいのかは判断しにくく、なかなか良くならないとか、薬の副作用が強いとか、いろいろ不満を感じながら治療を続けなければいけないこともあるでしょう。

私も、最初の担当医はあまり信頼できず、病院に行く曜日を変えて医師を変更したら、2人目の先生は丁寧に診察してくれて信頼できる方でした。

同じ病院でも先生によって、診察や治療のやり方は違うこともあるということです。

さて、このような経験から、こんな医師なら替わった方がいいんじゃない?と思うことがらを書いてみます。

【1.薬の副作用を説明しない】
 バセドウ病の薬には、蕁麻疹、肝機能障害、無顆粒球症など、いろいろな副作用が出ることがあります。特に、蕁麻疹は20人に一人とよくある副作用で、メルカゾールでは15%に発症するという報告もあります。
 また、無顆粒球症は白血球が急激に減少する重大な副作用で、喉の痛みや発熱がある場合は、すぐに医師に相談する必要がありますが、発生頻度は0.1~0.5%と高くはありません。
 これらの副作用の説明をしない医師は、薬の使い方が乱暴だと言わざるを得ません。

【2.薬の使い方が適切でない】
 日本甲状腺学会が推奨するメルカゾールの処方量は、治療前のFT4が5ng/dl以下の場合は、1日3錠(15mg)から始める、7ng/dl以上の場合は、1日6錠(30mg)から始めるというものです。
 でも、以前はFT4の値にかかわらず1日6錠が標準とされてきました。中には、これ以上の処方をする例もあったようです。
 そのため、比較的軽症な人も毎日6錠を処方され、かえって蕁麻疹や肝機能障害などの副作用に困っている方も多いと思われます。
 常に、新しい情報を入手しようと努力している医師とそうでない医師では、このように薬の使い方にも差が出てしまいます。

【3.投薬開始から2ヶ月以内なのに2週間毎に診察をしない】
 1.でも書きましたが、バセドウ病の薬にはいろいろな副作用があり、これらの副作用は投薬開始後、2~3ヶ月以内に発症することが多いということが分かっています。
 それを過ぎると、副作用はあまり発症しなくなります。
 ですから、投薬開始後2~3ヶ月は2、3週間毎に診察と血液検査を行う必要があるのですが、中には、初診の次を「1ヶ月後に来てください」という医師もいます。
 副作用が出た場合は、直ぐに薬の量を減らすとか、蕁麻疹の場合は抗アレルギー剤を投与する等の対処が必要ですので、1ヶ月も間をあけてしまうと処置が遅れることが考えられます。

【4.内分泌内科といっても実は専門は糖尿病】
 バセドウ病はホルモンの異常によって発症する病気のため、内分泌内科で診療することが多いのですが、実は内分泌内科の中には専門が糖尿病というところもあります。
 糖尿病も「インスリン」というホルモンが関連する病気のため、内分泌内科が担当するのですが、医師によっては糖尿病が専門で、甲状腺はあまり知らないとか、興味がないということも考えられます。
 内分泌内科の医師すべてが甲状腺の専門とは限らないということです。

【5.日常生活に対する指導が適切でない】
 日常生活に対して、私の最初の担当医は「海草をたべないように」という注意しかしませんでした。
 しかし、現在、日本では、無理に海草を抜いた食事をする必要はないし、昆布ダシ文化の日本の食生活で現実的に海草を抜くことはできないというのが主流の考え方です。
 「海草を食べないように」はあまり適切な指導とは言えないと思います。
 逆に指導しなくてはいけないこと、例えば「タバコは吸わないように」「甲状腺機能が正常化するまでは激しい運動はしないように」「生活リズムを規則正しくするように」等の忠告を行わない医師も親切だとは言えないと思います。

 

以上が、私の経験から感じた医師の問題点です。

不満があっても医師を変えるということはしにくいかもしれませんが、違う病院に行かなくても、病院に行く曜日を変えるだけで担当医が変わることもありますので、一度試してみても良いかもしれませんよ。

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関連記事
バセドウ病と診断されました・・・」 (2009.9.7)
バセドウ病について(2) 治療初期に飲む薬の量はFT4で決めるようです」 (2009.9.8)
バセドウ病について(3) 治療開始時に医師が行う説明」 (2009.9.10)
バセドウ病について(4) 私の症状の経過」 (2009.9.19)

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バセドウ病について(4) 私の症状の経過

バセドウ病の治療を開始して1ヶ月が経過しました。
最近は症状もなくなり体調はほぼ正常のように感じますが、これまでの検査結果をまとめてみました。

血液検査結果の推移

記号/項目標準値治療
開始時
投薬開始
23日後
37日後
TSH
甲状腺刺激ホルモン
0.35~4.94    0.0    0.0   0.0
FT3
遊離トリヨードサイロニン
1.7~3.7 30以上    4.0   2.7
FT4
遊離サイロキシン
0.7~1.5    3.0    1.0   0.7
TRAb
TSHレセプター抗体
0.0~1.0    4.4    - (測定中)
TSAb
TSH刺激性レセプター抗体
  0~180    357    - (測定中)
Tg-Ab
抗サイログロブリン抗体
   0~0.3    0.4    -    -
TPO-Ab
抗甲状腺ペルオキシダーゼ抗体
  0~0.3   15.0    -    -
AST (GOT)   10~38    27    41    28
ALT (GPT)    6~38    43   107    61
体重     発病
4ヶ月前比
-5.8kg -3.7kg -3.3kg

表中の数字で、青文字は標準値未満(異常低値)赤文字は標準値超過(異常高値)です。

【TSH】
 「甲状腺刺激ホルモン(TSH)」は脳下垂体から分泌されて、甲状腺ホルモンを出すように甲状腺を刺激(命令)するホルモンですがバセドウ病では甲状腺刺激ホルモンが「0.0」になります。
バセドウ病は甲状腺ホルモンが多すぎる病気なので一見「逆」のようですが、これがバセドウ病の本質です。
バセドウ病は自己免疫疾患の一つで、自分の免疫が甲状腺を攻撃する抗体を生産し、甲状腺はこの攻撃を甲状腺刺激ホルモンによる刺激と間違えて、甲状腺ホルモンを生成してしまいます。
そのため甲状腺ホルモンの血中濃度が上昇するので、脳下垂体はホルモン量は十分にあると判断して甲状腺刺激ホルモンの分泌を抑制するのです。
TSHが0.0なのに甲状腺ホルモンが多くなるというのがバセドウ病の特徴の一つです。
別の見方をすると、脳下垂体は正常に機能しているともいえます。

【FT3,FT4】
 FT3、FT4はどちらも「甲状腺ホルモン」です。
バセドウ病はこれらの値が極めて高くなることで色々な症状がでます。
症状の原因はこららが高いことによるといえます。
私の場合、治療開始時はFT3が30以上、FT4が正常値の2倍という高値でした。
投薬開始23日後には、薬が効いてきてFT3は正常値より少し高い程度、FT4は正常値に戻りました。

しかし、TSHが0のままですから、これらの甲状腺ホルモンは、脳下垂体からの指令で正常に分泌されているのではなく、自己免疫によって刺激されることによる分泌だと分かります。
つまり、薬によって症状はなくなっても、病気の原因は依然と残っているという状態だということです。
それから、血中ホルモン濃度 (FT3,FT4) が正常になっても末端組織中のホルモン濃度はなかなか下がらないので、数値が正常になってからでも甲状腺機能亢進症が現れることがあります。

【TRAb,TSAb】
 これがバセドウ病の原因である「TSH受容体抗体」です。
自分の免疫の異常により甲状腺を攻撃してしまう物質(抗体)を作ってしまっているのです。
この検査は病院でできないので外注の検査会社に依頼されていて結果が出るのにしばらくかかります。
この値が正常に戻れば、薬を止めても再発しないかもしれません。

【AST(GOT), ALT(GPT)】
 これは肝機能障害の確認のために測定していますが、治療開始時に既に高くなっています。
バセドウ病で肝機能が悪くなることがあるようで、治療前の異常はこれによるものだと思います。
一方、投薬開始23日後には、更に高くなっていますが、これは薬の副作用だと思われます。
その後、薬の量を6錠から4錠に減らしたので、肝機能も正常化の傾向が見られます。

これらの他に、重大な副作用(無顆粒球症)の検査のために「白血球数」は必ず確認します。 

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